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国重要文化財「金沢城石川門」補修現場見学 (2012.10.11)

はじめまして、大阪マーケティングセンターの玉木です。

先月、国重要文化財である金沢城「石川門」の補修現場見学に伺いました。


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補修内容は、門を持ち上げた状態で、「腐食が激しい柱の新材交換」・「屋根や柱の補修」を行い、漆喰壁を塗り直すというものです。


建造物の補修作業としては考えうる内容ですが、ここで1つの問題に直面しました。
「石川門」は門と城壁が連ねっている造りをしています。
このような場合、門と城壁の間に隙間を10cm程設けて、門を持ち上げるのが従来工法となります。
しかし「石川門」は国指定の重要文化財という事もあり、国からは隙間を広げての従来工法は認可しないと指導がありました。


偏荷重のある「石川門」を傾けないで水平に持ち上げる事が必要。。。


そこで今回使用されたのが弊社製品の【同調ポンプ】です。
【同調ポンプ】を使えば、重心の偏りに関わらず、対象物を水平にリフトアップ・ダウンすることができます。
そのため今回の補修作業において、門と城壁の間に隙間を設けなくても「石川門」を水平に持ち上げる事ができました。

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作業は午後6時頃から。
架台が設置された「石川門」が油圧ジャッキで少しずつ時間を掛けてゆっくりと持ち上げられ、明け方には「石川門」が500ミリ程度浮かび上がったそうです。



今回のような同調ポンプを使用したリフトアップ工法は、「揚屋工法」と名付けられました。
こうした工法で国重要文化財の建造物を補修するのは珍しく、地元の新聞紙にも記事が掲載されました。

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貴重な重要文化財の補修現場に弊社製品が使用された事は、営業マンとして非常に喜ばしい体験となりました。
弊社には今回使用された【同調ポンプ】以外にも多様なジャッキ・油圧システムをお客様に提供・提案しております。
弊社ではできる限り、お客様の声にお応えして参りますので、何かあればお気軽にお問い合わせ下さい。


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最後に、今回の貴重な現場見学をご用意して下さった関係者各位様、本当にありがとうございました。


(株)今野製作所 大阪マーケティングセンター
営業  玉木

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