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Q&A

爪つきジャッキについて

一度リリーズスクリューを抜いたらジャッキが作動しなくなりました。なぜでしょうか?

オイルの流出とともにスチールボールが流出した可能性があります。 


【原因】

下降操作の際、リリーズスクリューを緩めすぎるとリリーズスクリューが抜けてしまい、オイルが流出します。
その際、その流出したオイルと一緒にリリーズスクリューの奥にセットされているスチールボール(鉄球)も流れ出てしまう場合があります。

オイルと一緒に流れ出たスチールボールに気づかずに再びリリーズスクリューだけを元に戻してもジャッキは作動しません。 

スチールボールは油圧回路の開け閉めをする重要な働きがあるのでリリーズスクリューを抜いてしまった際の紛失には十分注意してください。



【対処方法】

スチールボール(5.55φ)を入れていただければジャッキは再び作動します。
部品として1つから販売しておりますので、紛失された場合は購入いただいた販売店様にご連絡願います。

※Mシリーズ・MGシリーズの場合、別途 8φのスチールボールが必要な場合もあります。
 → 詳しくはコチラをご覧ください。



【スチールボールの確認方法】

□       
  1、 ラムシリンダを再縮長まで縮めてください。
      
  2、 リリーズスクリューが上になるようにジャッキを横に倒してください。
      
  3、
リリーズスクリューを反時計回りに10回転ほど廻してください。
     
  4、 リリーズスクリューを上に引っ張り上げてください。リリーズスクリューが抜けます。
     
  5、 上からリリーズスクリューが入っていた穴を覗いていただければ、スチールボールの
    有無は確認できます。 
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