爪つきジャッキ/ダルマジャッキのエア抜きについて
エアが入る原因について
ジャッキを横向きで使用した場合や、オイル量が不足した状態でポンプ操作を行った場合、搬送の振動などが原因で、ジャッキ本体にエアが入ることがあります。
エアが本体に入ると、以下のような不具合が発生する場合があります。
- レバー操作をしても、爪(ラム)がスムーズに上昇しない。
- 無負荷の状態でも、爪(ラム)が最縮長(完全に下がった状態)まで戻らない。
エア抜き手順
エアが入った場合、以下の方法でエア抜きを行います。
- 無負荷の状態で、爪(ラム)を最伸長(完全に伸ばした状態)まで伸ばします。
- ジャッキを逆さまにします。
- リリーズスクリューを緩め、爪(ラム)を最縮長(完全に下げた状態)まで縮めます。
- 逆さにしたジャッキを、元の正しい状態に戻します。
- オイルフィリングのゴム栓を横に押して、内部に溜まった空気を抜きます。
(※「プシュッ」という音が聞こえた場合、空気が抜けたサインです。) - エア抜き後は、再度無負荷で上昇・下降操作を行い、正常に動作することを確認してからご使用ください。