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<05>活用知識ワンポイント集

活用知識ワンポイント集

偏荷重の問題(分離式2-4連バルブ操作)


      
   

対象物を揚げる際に重さのバランスが均等でなく、どちらか一方が重かったり軽かったりすることがあります。これを偏荷重といいます

対象物に偏荷重がある時、2連から4連ポンプによるジャッキ上昇作業では、負荷が軽いシリンダが速く、重い方が遅く上昇し、下降時では負荷が軽いシリンダが遅く、重いシリンダが速く下降します。(同じ能力のシリンダを接続して、ホースの長さが同一である場合) 重量物のバランスを見ながら、ストップバルブで吐出量や戻り油量の調整をして、水平バランスをとりながら慎重なバルブ操作を行って下さい。

   




 

上昇・下降の作業を一時的でも中断する場合は、安全上、全てのストップバルブを必ず閉めて下さい。また、対象物は保持台等を用いて安定良く保持してください。
より高い精度を求められる作業の場合は、弊社「同調油圧ポンプ」をご使用下さい。
   

 

 
   

 

   

 

 
   

 

 
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